おすすめスクリーモ
The Red Jumpsuit Apparatus
アメリカ、フロリダ州出身。2001年結成。
ポップだけどカッチョイイ、一番おすすめしたい。1stを聴いてほしい。
Waiting
Seventeen Ain't So Sweet
一番好きな曲。しっとりめ。
Thrice
アメリカ、カリフォルニア州出身。1998年結成。
ギターのテッペイ・テラニシはアメリカ育ちの日本人。
All That's Left
サビ哀愁、こういうピョロピョロしたギター、スクリーモって感じ
Paper Tigers
Taking Back Sunday
アメリカ、ニューヨーク州出身。1999年結成。
Cute Without the "E"
ポップだけど随所でヒリヒリしてる感じが最高。Timberwolves at New Jersey
2017.2 #ongaku
Hiroki Kato [16:48]
https://youtu.be/eYppOY3THP8
タバコに火をつける音からはじまるハウスです
夜中タバコを吸って散歩してる時に聴きたくなる曲です
打ち込みのリズムにジャズ風味のピアノが乗ってて聴きやすいと思います
バンド以外の曲も話題に上がったら良いなって思ってあげてみました
同じような曲知ってたら教えてください
YouTube Coral Abyssal
Raujika - Last Temptation
ようするに楽器みたいな声に憧れるということ
こんにちは、17の西山沙輝です。
ゆうきくんの素敵な企画に乗っかって、わたしが好きだなあと思っている音楽とかバンドを紹介しようと思いますが、その前になんでそれに惹かれたんだろう?と思いをめぐらせたので書いてみます。
ボーカルがいるバンドの中での「歌」とか「声」って、わたしにとってどういう存在なんだろうっていう話をちょっと。
(自分の頭の中を文章にしてひとに読んでもらうってとても緊張しますね、動悸がする・・・)
バンドの中の「歌」
(※長くなりましたがわたしのボーカル観を語ってみました。結論から言うとタイトルなので、暇で暇でたまらないひと以外は飛ばして下のバンド紹介を読んでくださって大丈夫です。)
ドラム、ギター、ベース、キーボ、他にも色々・・・バンドの中でひしめく楽器たちの中で、ボーカルって特異なパートだよなあって日々思っているわけです。「体」という楽器を駆使して「声」を鳴らすんですね。個性がそれはもう顕著だし、感情が直結してしまっていると思うし、お手入れが大変。マジで。
並み居る楽器たちの中で自分の「声」を鳴らすことはとっても難しく感じるし、音の渦の中に放り込まれてるような、なんか楽器と戦わなきゃいけないような得体の知れない孤独感を抱えてしまう、これがボーカルに対する個人的見解です。
ちなみにわたしは詞先タイプ(歌詞重視)ではないです。これ言うとボーカルのくせに、じゃあ何を思って歌ってるんだ!!と言われそうでとっても怖いんですけど・・・あはは
もちろん歌詞は大事に掘り下げたりもしているんですが、音楽を聴いていてずっと歌詞を追っていることはあんまりなくて、パッと耳に入った言葉やフレーズ・音に触れた時のハッとする瞬間とその鮮烈な感覚が好きです。音の渦の中の一個としてのボーカルがいる、そんな音楽が好きです。
自分が歌うときは、ことば(歌詞)を丸ごと自分ものにしてるかと言われればそうじゃなく、その歌のここだな!ってところと自分のエゴをリンクさせて声を出している感じです。そして曲を初めて聴いた時に自分に響いたあの音をわたしの体から鳴らせたらなあとかそんなことを思っていたりします。
…
そんな感じでわたしのバンドのボーカルをやる上でのスタンスに近いなあ好きだなあと思って聴いているバンドがインディ・ロックというジャンルに多いのでしたというのが本題です。
高校の終わり頃からなんとな~くThe Divaみたいなアーティストとか、歌詞がすごく良くて・・・!というアーティストよりも、個性がある声だったり、楽器と融合する声みたいなものを好んでよく聴いていました。休日返上部活少女だったのでCDを買いに行ったりもできず、ひたすらにyoutubeをただよっていたので、ジャンルとかロック史とか知らなかったし掘り下げたりもしてませんでした。なのでそういうバンドはインディー・ロックとかインディー・ポップとか言われるジャンルに多く生息しているということに、大学生になって、自分の携帯とパソコンとCDや音源を買う時間を手にいれてようやく気がついたのでした。
最近はカナダのインディーシーンが熱くて良いので、今回はその辺を紹介しようと思います。(載せてるのは最近の曲とは限りません。)ここのところ卒論で語彙力と表現力を使い果たしたのか、マジのボキャ貧で「好き」とか「良い」しか言えないのでただただリンクをボンボン貼ってしまいますがご了承くださいね・・・。
そして3つ挙げるんですけども、前から好きだ好きだと言っているバンドなので一部知ってるよ!って人いるかと思いますすみません。(真新しいことは特に書いていない気がします)
1. Stars
カナダ・モントリオールの5ピースバンドです。2016年JFK秋合宿でやったのでもしかしたら覚えている人もいるのかな。男女ツインボーカルって好きですね、男声でしかできないこと、女声でしか出ない世界観、それがバンドの中で両方あるっていうのが個人的にとても好きです。
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Ageless Beauty
16ギタリスト、はらこーさんにオススメされた曲で聴いた時に「これは・・・!好き」とStarsを聴くきっかけになった曲です。(合宿でやりました)
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Window Birds
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From the nights
キラキラキラーチューンです。
2. Broken Social Scene
Arts&CraftsというThe Drumsとかも所属しているカナダのインディー・レーベルの代表とも言えるバンドです。カナダ・トロントで結成されたんですが、このバンドちょっと変わっていて、楽曲ごとに流動的なメンバーになっていたり、一時期は20人もいたらしいという大規模謎グループです。Starsの人が作品に関わっていて、その繋がりで聴き始めました。
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Cranley's gonna make it
Starsのベーシストが参加しています。
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7/4 (Shoreline)
Feistというアーティストがボーカル参加しています。
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Fire Eye'd Boy
3. TOPS
カナダ・モントリオールの4人組バンドです。レトロでメランコリックで、ちょっと脱力系でたまに毒がある、それが癖になるなあというバンドです。好きです。とりあえず聴いてほしい。
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Way To Be Loved
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Change Your Heart
www.youtube.com
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Go Away
www.youtube.com
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なんか力尽きてきたみたいになっちゃいましたが、これらがわたしがよく聴いている音楽です。ようするに楽器みたいな声の使い方をするバンドが好きで、そういう音楽・声に少なからず憧れているという話でした。曲紹介とか実は曲で好きなポイントがたくさん細かくあるんですが、そういうの言語化するのあんまり得意じゃないのでリンクをペタペタしました。暇な時に開いて聴いておっいいぞってなったら連絡ください。
最近インディー好きがあんまり見受けられなくなったようで少し寂しいので、今後機会があったら誰かわたしとこういう音楽やってください。
…
最後にカナダじゃないし脈絡あんまりないんですけど、めっちゃ好きな(知ってる人も多いかもしれないけど改めていろんな人が聴いてくれますようにという思いを込めて)Daughterというバンドの曲を貼っておくのでリンク踏んでください。
以上です。ここまでスクロールしてくださった方ありがとうございました。インディー好きが増えたら嬉しいなって思って書き始めたんですけど、そういえばキックアウトされたし卒業なので、インディー・ポップとか好きな人たちが増えて定期とかでやってたら嬉し悔しいでハンカチ噛むんだろうなあ。
ゆうきくん投稿遅くなってごめんなさい!でもかけてよかった〜
ありがとうございました!
沙輝
おじさんがインストポストロックおじになった理由 ~クリーントーンが綺麗なポストロックバンドから~
ども。ID17のおじさん、石井です。この企画の話が出たときに、インストの音楽を中心に書こうとは思ったんですが、どんな書き方にするか迷っていたので、みんなに倣って自分の音楽に対する考えを少しだけ書いてみようと思います。興味ない人は飛ばしてもらっても構いません。
17 健吾くんの記事でも出ていたけれど、健吾くんのコピーに対する姿勢が「原曲の良さを知ってもらうためのフィルター」というものであるとしたら、自分のスタンスは「原曲に自分たちなりの解釈を載せて聴かせる」っていう感じです。コピー vsカバー、というか、自分は自分の乗ったバンドすべてに対して「コピーバンド」じゃなくて「カバーバンド」だと思ってます。この違いはたぶんきっと、自分がピアノとか吹奏楽とか合唱とか、楽譜前提の音楽にずっと触れてきたせい。ピアノにしても合唱とかにしても、常に楽譜通りに再現して弾くことが前提だけど、それをどう弾くかは演奏者側の手の中にある、という感覚で、自分はバンド音楽の中でも常にそれを意識してました。クラシカルな音楽とバンド音楽の大きな違いは「作曲者本人の演奏」が聴けるかどうか、っていうところにあると思っていて、そういったこともこのスタンスの違いに影響しているのかな、と思います。
もうひとつ、やっぱり音楽って言葉じゃないコミュニケーションだなって思っていて、このサークルでバンドをしていてとても強く感じていたことは、「メンバー分の1」として演奏したい、ってことでした。そういう自分のスタンスとか考え方とかを自分が最も自然に落とし込めたのがインストポストロック。特に歌詞のある音楽は主張がはっきりしているから、結構歌詞のイメージとか伝えたいことも、演奏の感じとかも歌詞の意味にゆだねられる部分が比較的大きいと思うんですけど、インストだとそういうのが一切なくて、自分たちで感じたものをそのままに試行錯誤して積み上げていける感じがすごく自分にとって楽しかったし、聴いててもそういうバンドが多い気がするからここまでハマったんだと思います。その結果ディグりまくって、ただのインストおじになってしまいました。笑
これ以上書くと「ブログでも話なげーよ」って言われそうなので、そろそろおすすめ行きます。笑 今回は轟音系やアンビエント、極度の変態バンドは外して、流し聴きできるような気合い入れないでも聴けるインストポストロックバンドを10個紹介します。有名どころも一応入れてるから、知ってるバンドも多いかも?
1.A picture of her
日本のインストポストロックバンド。クリーントーン主体のツインギターと緻密で柔らかなドラム(特にスネア)の絡み合いは最高。そこにセカンドのメロディーラインみたいにベースが混ざり合ってひとつの曲になっていく、その流れは美しいの一言。特に1st album C は名盤。全部聞いてほしい。toeの後追いとか言われてに埋もれがちだけど、個人的にはこっちの方が断然好き。toeがエモ要素を持ったカジュアルテク集団だとしたら、こちらはバンドそのものがひとつの生き物のようなインストポストロックバンド。バンド内で演奏者としてのコミュニケーションの息遣いが聞こえてくる、本当にいいバンドです。
社会人バンドなので、結成は10年以上前なのに出したのはEP 1枚とアルバム1枚のみ。その分どちらもクオリティ高くて本当に良い。どっちも音源持っているので、ほしい人は遠慮なく。
2.toe
言わずと知れた日本を代表するポストロックバンド。「ポストロック、何聴いたらいい?」って聞かれたら間違いなくトップ10には入る。スネアをはじめとして硬質なドラムが特徴的。Gt.美濃さんはベースのヘッドアンプで音出してるらしい。ポストロックだけど、ちょっとエモっぽいというかそういうニュアンスを感じる。有名なのでいうことはあまりない。笑 個人的にはPast and Languageが好き。
3.Pele
toeも敬愛するアメリカのバンドで、一緒にSplitも出してたはず。すっきりしたバンドサウンドで海辺を走るようなさわやかな疾走感、ポップ感が売り。けど、ポストロックらしい、意味わかんなさが時々ふらりと顔をのぞかせる。リスナーのレベルとしては初心者向けではありながら、やったらプレイヤーとしては絶対楽しい、そんな作りの曲が多い印象。1回ライブでやってみたいバンドのひとつ。
4. Tom’s Story
こちらも爽やか疾走系。4拍子の曲が多めなので聴きやすく、作業用とかで流し聴きするにも良い。サウンドの方向性としてはPeleよりももう少しクリア感があってモダンな音に近い。Peleは常識として聞いておきたいけど、個人的なおすすめはこっち。
5.Ghost & Vodka
American Footballとかで有名なKinsella兄弟のバンド。それほどクリーントーン主体ってわけではなく、Peleをもっとカオスにパンキッシュに疾走させまくった感じ。でもアコギの使い方とかもうまくて、アルバム通して聴いても全然飽きないバンド。このバンドが好きな人はCap’n JazzとかJoan of ArcとかOwlsとかKinsella系のバンド聞いてみると楽しいと思う。ただの変態兄弟なので笑 (弟Mikeはまだまとも、兄Timがマジでやばい。)
6.Totorro
かわいい名前とジゃケとは裏腹に結構ポストロックポストロックしたサウンド。バンド全体としては歪みのある曲の方が多いけど、そのなかで時折スッと顔をのぞかせる軽やかなクリーントーンのパートに惚れる。結構ベースはヘビーな感じだけど、ギターのリズムと中和されると心地よく聞こえる。疾走感のある曲だけじゃなくて、ファジーなズブズブ系の曲あって一辺倒じゃない楽しさがあるバンド。
7.Suffer like G did
細胞分裂してるジャケのインパクトで覚えられる。笑 軽めのギターと手数の多いドラムと動き回るベースって感じで、こちらもまたポストロックらしいサウンドと手数の多さで攻めてくる感じ。この辺はクリーントーン云々とかいうよりポストロックらしさを楽しむために聴いてます。個人的には適度な意味の分かんなさがちょうどよくて好きなんだけど、聴き流すのにはちょっと向かないかも?笑
8. Covet
女性ギタリストYvette Young率いる3ピースバンド。こいつがやばい。何がやばいかってどの曲もほとんどタッピングで弾いてること。そして深海に沈んでいくかのような幻想的な曲が本当に聴いてて心地よい。このぐらいタッピングできるようになりてぇ。笑
9. Penpal
しっとり系の曲が秀逸。アンニュイなボーカルがちょろっと入ったりするけど、あくまでインスト主体。で、そのアンニュイな声がいいアクセントになってる曲が多い。夜、ゆっくりお酒とか飲みながらさみしい気持ちで独り言ちたいときに。
10.Clever Girl
アンビエントみたいなクリアでうっすらとディレイの組み合わさったクリーントーンが美しい。サックスとか管隊が入ってる曲もあって、その絡みを聞いているだけでも楽しい。Clever GirlっていうタイトルのEPはポストロック感満載だけど、今回紹介しているアルバムは落ち着いた気持ちになれるし、寝れなくなりそうな変態リズムも多くはないので夜に聞くことが多い。ゆったりしたい時にはおすすめです。
ほんとは紹介したいバンド、好きなバンドはほかにもたくさんあるのですが、ひとまずこれにて! 企画してくれたゆうきくん、最後まで読んでくれた人、ありがとうございました。さらば!