『ゼノブレイド』 -王道の良さ-

どうも19のかけこーです。ゲーム音楽紹介の第三弾の記事になります。今回紹介するのは任天堂wiiで2010年にモノリスソフトから発売された『ゼノブレイド』というゲームです。wiiで発売されたにも関わらず、一般にはそこまで知られていないタイトルですね。しかし日本でも海外でも高い評価を受けているJRPGの名作と言う人も多くいます。そんなゼノブレイドの曲を紹介していきたいのですが世界観が少々変わっています。先ずは世界の紹介からー

我々のいる宇宙とは異なる、別次元の宇宙において――
遥か昔、この世界がまだ果てない海と空だけだった頃、巨神と機神の二柱の神は、互いのすべてをかけて戦い、骸となった。
それから幾千の月日が流れた。
巨神界に暮らすホムス族は、機神の骸から生まれたとされる機械生命体、機神兵の侵攻によって存亡の危機に瀕していた。機神兵たちはホムスに対し情け容赦のない殺戮を続けていたが、かつて機神を討ち果たしたといわれる神剣、モナドを振るう英雄ダンバンの手によって、辛くも退けられる。しかし、モナドの強大な力はダンバンの身体をも蝕んでおり、心身をひどく消耗した彼は長きに渡る療養を余儀なくされた。
それから一年後。つかの間の平和を謳歌していた人々の暮らす「コロニー9」が突如として舞い降りた機神兵によって再び襲撃を受けた事により、主人公シュルクの物語が動き始める。

という物語の始まり方をします。つまり住んでいるところが地球などの球体ではなく2つの神の骸の上で生活しているということで、そんな神の身体中を駆けずり回って冒険していくわけです。そんなこのゲームの特徴は、「広いフィールド」、「450を超える膨大なサブクエス」、「王道RPGトーリー」となっております。この3つの要素によって世界観が隅々まで構築されており、それがファンの多い理由でしょう。

ではこのゲームの音楽はどうなんだ、とやっと本題に入るんですがこのゲーム、フィールドに昼と夜、また気候があります。そして昼夜で曲も変わってきます。そのためこのゲームは90もの曲が使われています。その中で印象的で個人的に好きな曲をフィールド2曲、戦闘2曲、イベント1曲とそれぞれの良さがわかるように紹介していきます。前置きが長くなりました、ではどうぞ。


ゼノブレイドのフィールド音楽
長く聞いていて全く飽きることがない、昼と夜で同じ旋律でありながら曲調がアレンジされているというところが特徴だと思います。弦やコーラスが多用されており、広大なフィールドにふさわしい伸びやかなメロディラインとなっているものが多いです。

 

1.ガウル平原(昼)

この平原は主人公らが初めて踏み入れる広大なマップです。巨神の太ももにあたる部分で、曲ではその雄大さをヴァイオリンの大きくとるメロディーで表現されています。プレイヤーは迷ったり探索したりする長い時間移動と戦闘をするため聞いていて飽きない曲だと思います。ファンでもフィールド音楽といえばこれと言う人は多いです。

 

2.ザトール(夜)https://youtu.be/ifye5aX9aaA

燐光の地ザトールは巨神腰部の湿地帯です。所々に古代文明の遺跡があり、湿地帯の生物がそこらを徘徊してる、霧がかかった神秘的な夜を表現しています。
コーラスが入ることで神秘さが増しており、しかし静かなわけではなく音色は多いのでフィールド音楽としてこれも長く聞けるものです。

 

ゼノブレイドの戦闘曲

通常戦闘曲であるにも関わらず非常に豪華でボス戦の曲かと思えるような曲です。戦闘曲はフィールドによって変わることはほとんどなく共通ですが、フィールド音楽に対してより攻撃的なバンドサウンドがメインとなっています。

 

3. 機の律動
物語の後半、倒すべき敵が見えてきた主人公らが戦う時、この通常戦闘曲が流れます。この緊張感、そして絶望ではなく活路を見出していることがわかる王道のメロディラインとギターリフです。
ディストーションサウンドでハイが効いたギターリフから始まり、疾走感のあるドラミング
中盤でヴァイオリンを上で大きく動かすことでドラマチックさもあります。
キメからのギターソロは必聴。終盤のコーラスエフェクトのかかったサウンドが敵である機械の不気味さを醸し出し、ギターのディストーションもそれとなく金属的です。


4. 名を冠する者たち
物語とは関係なく、フィールドには二つ名を持った非常に強い敵が時たま現れます。そんな敵にチャレンジするプレイヤーが高揚感を感じるようなアツくなる曲です。
ギターの刻みが終始力みなぎるリフで、中盤のギターソロで聴かせにくる、超王道こその良さ。死んでもペナルティがないこのゲームで、物語とは関係なく純粋にプレイヤーを楽しませ、鼓舞する戦闘曲と言えるでしょう。

 

ゼノブレイドのイベント曲
プレイヤーはキャラを操作することなく映像として重要な物語が展開していく時、曲も非常に重要なファクターを握っています。監督は声優の声、CGの動きを曲の盛り上がりに合わせて入れたと言っています。そんな超重要な曲は流れる回数は少なくとも、プレイヤーに絶大な印象を与える曲になっています。

 

5. 敵との対峙

始まりの不穏な音色とピアノの短調的な階段から絶望的な曲に展開すると思いきや、ギターのスライドインからバンドサウンドがローテンポで割り込むことで、戦う意思のようなものを感じることができます。 しかし暴力的なサウンドだけではなく、中盤から入るピアノとヴァイオリンによる悲壮感漂う感情的な面も表現しており、様々な感情が錯綜していることを読み取ることができるでしょう。
前に出てくる楽器が ピアノ ギター ピアノ 弦楽器 コーラス 、、、といったように次々と変わり、短調から長調のような進行まで様々な展開をする曲であることから、感情の錯綜、そして絶望や希望が入り混じった儚い音楽であることがわかります。
是非プレイしてみて体感してほしい曲でもあります。

 

長くグダグダと書いてしまったような気がしますが曲を気に入ってもらえれば嬉しいです。王道のストーリーには王道の曲、確かにわかりやすい曲展開ではありますが、だからこそ燃える、感情移入するということも言えると思います。読んでいただきありがとうございました。

 

おまけ

公式による生演奏がありますので是非ご覧ください。

 

それとゼノブレイドwii3DSから発売中、ゼノブレイド2がNintendoSwitch発売予定です!!是非どうぞ!!

影響を受けた音楽としての『MOTHER2』

こんにちは。ID16でOBのゆうきです。
ブログ連載企画「私の大好きなゲームミュージック」の第2回目の記事になります。

お気に入りのゲームミュージックはたくさんあるのですが、その中でもかなり上位に来るのが『MOTHER2 ~ギーグの逆襲~』です。
JFK/MUでも幅広い世代に渡ってファンが多いゲームですが、やっぱりその理由のひとつは音楽の魅力なのではないかと思います。
熱烈なファンが多いMOTHER2を取り上げるのはとっても恐れ多いのですが、今回は趣向を変えて、音楽自体の魅力を僕の視点で語るのではなく、MOTHER2の音楽に興味を持ってもらえそうな、開発に関するエピソードを紹介する」ことで、MOTHER2の音楽の魅力を紹介していきたいと思います。

「耳の素養」としてのゲーム音楽

MOTHER2 ギーグの逆襲』は、1994年に任天堂から発売されたスーパーファミコンロールプレイングゲーム(RPG)です。
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コピーライターの糸井重里氏が企画したことで話題になりました。
主人公ネスは『大乱闘スマッシュブラザーズ』に登場するので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います(僕もスマブラで知りました)。

MOTHER2』は、糸井重里氏が企画した『MOTHER』シリーズの2作目にあたるソフトですが、MOTHERシリーズの開発においては、特に音楽に対する比重が高かったそうです。
MOTHER2の音楽を制作したのは日本のニューウェイヴバンド(?)、ムーンライダーズ鈴木慶一と、任天堂(当時)の田中宏和という2人なのですが、
その2人と糸井氏の対談記事(『MOTHER』の音楽は鬼だった。 鈴木慶一×田中宏和×糸井重里、いまさら語る。)の中で、糸井氏は以下のように語っています。

あのね、あの当時、
一部の名作はともかく、
ゲームにとって音楽っていうのは
かなりオマケ的だったじゃないですか。
で、『MOTHER』をつくるとき、
オマケの音楽はダメだって決めたんです。

で、具体的な例を挙げて言うと、
まず、当時のRPGにありがちだった
クラシックみたいな音楽をつける必要はない、と。
「ありがち」じゃできないものが欲しかった。
(中略)
ぼくはぼくが聴いてきたぼくの好きな音楽を、
やっぱり使いたいなと思ってたし、
音楽をキーにしてゲームを作るっていうのも、
企画のなかに入ってたんです。
だから、とにかく「音楽は大事だなあ」と。
わかりやすくいってしまうと、
『MOTHER』にとっての音楽って、
映画のサントラだと思ったんだよね。

それは、ものすごく大事なんです。
(中略)
音楽にこだわったのには
もうひとつ理由があって、
「耳からの刺激」というものが
非常に大事なんだっていうことを
ずっと思っていたんですよ。

それはもう、感覚というよりも理屈で知ってたの。
(中略)
で、そのくらい大事なものをどうするか。
候補としてまず挙がったのが慶一くんだったわけ。
なぜかというと、この仕事には、
「ポップ音楽の教養」が必要なんですよ。

映画音楽だからさ、一種の。
あらゆることを使えなきゃいけないってことと、
あと、ぼくとコミュニケーションが
取れる必要あるんですよね。
「ここはこうでさ……」って言ったときに
「そうそう」って言えないとダメなんで。
で、慶一くんのところに話を持っていきました。
糸井重里


第1回「音楽というものの大切さ」 より

そして、メインコンポーザーを務めた鈴木氏は以下のように語っています。

当時、まわりにもゲームの音楽を作ってる
ミュージシャンがいたんで、
つくるまえにいろいろと訊いたのね。
「どうやって作ってるの?」って。
そしたら、「デモ・テープ渡して終わり」
っていうふうなのが多かった。
やっぱりね、そういうつくりかたは
やっちゃダメだと思ったんだ。

(中略)
ゲームの音楽だから、
当然、私の名前を知らない人が、
聴くことになるでしょ? 子どもも含めて。
それってコマーシャル音楽とか、
映画音楽と近いんだけども、
不特定多数に知らないうちに
入ってく音楽っていうのを、
ちゃんとやんなきゃいけないな、
っていうふうにあのころ思ってたんだよね。

自分の名前でつくる音楽って、
きっと誰か、聴きにきてくれるでしょ。
でも、コマーシャルなんて、
無料で聞こえてくるわけだ。
そのへん、なんか使命感に燃えてたんだな。
鈴木慶一


第6回 「ロンドンレコーディング」 より

僕がMOTHER2を遊んだのは小学3,4年生の頃でしたが、なんかヘンな音楽だな、普通の音楽じゃないな、と子どもながらに思っていました。
優等生的なグッドソングとは違くて、ときどきなんか嫌な感じがするし、あんまり感じたくない感情を刺激してくる印象がありました(これは純粋に音楽単体からではなく、ストーリーも相まって、という部分もあります)。
こう聞くとなんかすごい暗い音楽みたいですが、そうではなく、明るいも暗いも内包していて、でもどこかひねくれた飄々とした音楽、という感じでしょうか。

今思えばですが、幼少期にMOTHER2の音楽に触れたことは、その後の音楽に対する基盤を作ったような気がしています。
それは、「耳の素養をつくる」ということを意図して創られた音楽だからこそだったのかもしれません。

多彩な音楽的バックグラウンド

中学生になってから知ったのですが、MOTHER/MOTHER2には、明確な音楽的バックグラウンドがあります。
先ほども挙げた対談記事の最終回では、鈴木慶一田中宏和両氏が制作する上で意識した/影響を受けた音楽を、集中的に語っています。
この記事は当時音楽を能動的に聴き始めていた自分にとっては衝撃的で、ここに挙げられているアルバムを聴いてみたことが、その後の音楽嗜好に影響を与えた部分もあります。今読むとJFK/MUに縁のある音楽も多いです。
記事で触れられているアーティストの中から一部紹介します。

John Lennon - Mind Games

www.youtube.com

わかりやすいところでいうと、
エンディングの
『スマイル・アンド・ティアーズ』は
なんとなく『マインド・ゲームス』入ってるし、
ウインターズでタッシーに乗ったときの音楽は
ビートルズの中期。
田中宏和


第10回「おとなのつくったゲーム」 より

両氏ともに一番影響が強いのがThe BeatlesおよびJohn Lennon
聴き比べると結構似てる。Bメロとか。

Yabby You - Conquering Dub

youtu.be

レゲエの重要アーティストらしいYabby You。
レゲエは田中宏和氏のルーツのひとつでもあり(当時レゲエバンドで活動していた)、MOTHER2もその影響下にあります。
上の曲は自分でアルバムを聴いていて気づいたんですが、オマージュというやつでしょうか、病院の曲にソックリです。

Eagles - The Last Resort

youtu.be

──田中さんが参加する際、
糸井さんから説明というか、
「こうしたいんだ」というようなものは
伝えられたのでしょうか?


田中
ああ、なんとなく最初に
糸井さんと話したの覚えてます。
で、説明というより雑談の中で出てきた
バンドがいくつかあって。
その中の一つが
イーグルスの『ホテル・カリフォルニア』!」


──端的ですねえ(笑)。伝わりました?


田中
伝わりました‥‥というか
勝手にイメージつくっちゃったんですが(笑)。
アルバム『ホテル・カリフォルニア』の最後に
『ラスト・リゾート』って曲があるんだけど
ぼく、それが大好きだったんですね。
なんだろ‥‥ひとつの曲が
どうのこうのって、言うよりも
アルバム聞き終えたあとの余韻‥‥
その余韻の質感みたいなもの

なんとなく自分がマザーの音楽にかかわるうえで
根底にあるかも‥‥。


第3回「『ホテル・カリフォルニア』とヘロヘロ」 より

たしかに、MOTHER2のポップでせつなくてじんわりくる感じは、ここらへんに感じられるかも。

My Bloody Valentine - Loomer

youtu.be

通称「マイブラ」!ノイズ混じりの不安定に鳴り続ける
騒音のようなギター、消えそうな歌、打ち込みのリズム。
もう好き好き好き。未だにこのフォロアー的音を出す
バンドを探し聞き続けてます。
『MOTHER2』の音楽の持ってる「揺れ」
このバンドからの影響大。
あと「糸井さんの深夜のキーボード」。
ギーグにも。
田中宏和


番外編『MOTHER』音楽チームからみなさまへ より

マイブラはこの記事を読んで聴き始めた気がする。その後の自分の、シューゲイザーオルタナグランジ・インディーロック系の音楽を聴く下地になったと思う(どれも未だにそんなに聴いてないですけど)。
この曲のイントロが個人的にMOTHER2っぽいと思う。

他にも、The Beach BoysとかXTCとかPrinceとかWeather ReportとかReturn To ForeverとかFrank ZappaとかNirvanaとか、JFK/MUに縁のあるアーティストが語られています。気になる方は読んでみてください。

ほぼ日刊イトイ新聞 - MOTHERの音楽は鬼だった。

サンプリング

前作『MOTHER』はファミリーコンピュータからの発売でしたが、今作でスーパーファミコンでの開発となり、PCM音源を利用して音楽制作ができるようになりました。
PCM音源というのは「あらかじめメモリに記録しておいたPCM波形(サンプル)を再生することで音を生成する装置」だそうです(Wikipediaより)。要はサンプリングした音を鳴らせるようになったということだと思います。

MOTHER2ではこのサンプリング音源がふんだんに使われています。人の声や音(ゲップとか)もそうなんですが、特におもしろいのが既存の曲の一部をサンプリングして曲に取り入れているところですね。
前述の影響を受けたアーティストからも多数サンプリングしていて、サンプリング元の音源を考察した動画が以下です。これについては、MOTHER2を遊んだことがある人が特におもしろがってくれるかなと思います。
※ゲーム中の場面の画像が載ってるので、まだ遊んだことないけど遊んでみたいと思ってる人はネタバレ注意です!

MOTHER2/EarthBound - Samples used in the soundtrack - YouTube


田中宏和の「隙間」

MOTHER2の音楽の中でも特徴的な曲のひとつが戦闘曲かなと思います。
戦闘曲は田中宏和氏が主に作っていて、ダークで奇妙でテクノっぽくてカッコイイんですが、最近その特徴について言及した動画を見つけました。
動画によると、田中宏和氏の曲には「小節間のランダムな位置に、適当な長さの隙間を作り、音を入れる」という特徴が見られるそうで、その例としてMOTHER2の戦闘曲が挙げられています。

確かに、言われてみると戦闘曲の不可解な感じはこの特徴に因るところが大きい気がする。


ということで、直接の曲紹介は敢えてしませんでしたが、この記事をきっかけにMOTHER2の音楽、ひいてはゲーム自体に興味を持ってもらえたら嬉しいです!
音楽に興味を持ってくれた方は、音楽単体で聴くよりもゲームと合わせて楽しんでもらえた方がいいかなと個人的に思いますので、是非遊んでみてください!

ちなみに現在はゲームボーイアドバンスの移植版(『MOTHER1+2』)、Newニンテンドー3DSWiiUのダウンロード版で遊べます。
www.nintendo.co.jp

Age of Misology 文明の栄枯盛衰

こんにちは、17の宮崎悠です。
ゲーム音楽というテーマで音楽を紹介するという企画の第1弾を書かせていただきます。
暇な人はさらっと読んじゃってください。

 

回僕が紹介するのは、Age of Misologyというゲームのサウンドトラックです。
マイクロソフトが発売しているRTS(リアルタイムストラテジーゲーム)の金字塔、Age of Empireシリーズの外伝的作品ですね。
簡単に説明すると、RTSというのはターンなどがなく文字通りリアルタイムで操作して文明を作っていく類のゲームです。Age of Empireは歴史上の国々の王となり、国作りの過程で兵士を育成して他国と戦争するコンピュータゲームです。6歳の僕は、父がジャンヌダルクキャンペーンでブルゴーニュ軍の攻撃から撤退するのを観戦していて、「なんで逃げるんだ!国が燃えちゃう!!」と泣き叫んだそうです。
Age of Misologyは歴史上の国々ではなく、神話を基に作ったRTSです。ギリシャ神話、北欧神話、エジプト神話の3つから1つを選び、文明を発達させ、人間の兵士や神話上の生物を育成して他国と戦争するというものですね。

 


めっちゃ長いですが、これがサウンドトラックです。
このゲーム自体素晴らしく面白いのですが、僕はゲーム中にずっと流れているこのサウンドトラックが本当に好きなんです。一番初めの勇ましい曲はオープニングテーマで、ゲームを起動すると最初に流れます。

まずここでテンションが上がりまくり、戦争する気分になります。2曲め以降はゲーム中に流れるやつです。それぞれ少しずつ雰囲気は違うのですが、全体的に哀愁が漂っており、それが文明の栄枯盛衰を表現していて最高です。例えば4:10〜7:30に流れている曲の4:30あたりから始まるギターの「チャラランチャンチャーン」という印象的なフレーズはすごく哀愁を感じて好きです。チャイムの「ポーンポーンポーン」が曲のはじめと最後に鳴るのも良い。この曲はしっかり展開もするし聞き応えがあるんですが、他の曲と同じく盛り上がりが控えめでプレイを邪魔しないようにできていて、こうやって聴くと改めてすごいなと思います。ボキャ貧ですみません笑
音楽的にどうこうという話は知識がないのであまり書けないのですが、どの曲も「文明を発達させて戦争する」というこのゲームのテーマに完璧にマッチしていてとても良いです。RTSというのは基本的にプレイ時間がかかるもので、コンピュータ相手と1対1でも1試合40分、人数が増えれば2,3時間は平気でかかります。特に僕は最大の8人プレイヤーバトルロワイヤルで強大な大国を作り上げて、他の国を1つ1つ圧倒的な軍事力で消し去るのが好きなので、1試合8時間くらいかかるんですね。でもそれだけ長時間プレーしてしまうのは、このサウンドトラックがあってこそだと思います。どれだけ大国に育ててもBGMが壮大になる訳ではなく、この哀愁漂う音楽がひたすら流れているのを聴いていると、なんだか宇宙的な気分になってきて「どれだけ文明が強くなっても、それは大したことではない」という空しさのようなものを感じるようになってきます。この動画には入ってないんですが、他国の侵略を始めると急に戦争BGMに変わり、ドラマチックな音楽になるんです。もちろんそこでテンションだだ上がりなんですが、敵の反撃が弱まって市民を殺戮するあたりになってくると戦争BGMが終わってまたこのサウンドトラックになるんです。このあたりが素晴らしくて、どこか寂しげなBGMを聴きながら相手を滅ぼしていると「なんで俺はこの人々を殺しているんだろう」という不思議な気分になります。ここらへんのなんとも言えない感情は、シューティングゲームで敵を倒す爽快感とはまた違った、このゲームでしか味わえない感覚だと思いますね。



46:00あたりから始まるドラマチックなやつは、ゲームトレーラーの音楽です。動画を貼っておいたのでゲームの雰囲気を知りたい方はどうぞ。とてもかっこいいトレーラーです。
色々書きましたが、やはり一度プレーしてみるとAge of MisologyのBGMの良さが伝わるかと思います。試しにやってみたいという方がいればパソコンを学校に持っていくのでご連絡ください。


それではゲーム音楽企画第1弾"Age of Misology"はこれで以上です。読んでくれてどうもありがとう!
宮崎

おすすめスクリーモ

The Red Jumpsuit Apparatus

アメリカ、フロリダ州出身。2001年結成。

ポップだけどカッチョイイ、一番おすすめしたい。1stを聴いてほしい。

Waiting

Seventeen Ain't So Sweet

youtu.be

一番好きな曲。しっとりめ。

 

Thrice

アメリカ、カリフォルニア州出身。1998年結成。

ギターのテッペイ・テラニシはアメリカ育ちの日本人。

All That's Left

youtu.be

サビ哀愁、こういうピョロピョロしたギター、スクリーモって感じ

 

Paper Tigers

ちょいメタルコア感あるギターリフ。

 

Taking Back Sunday

アメリカ、ニューヨーク州出身。1999年結成。

Cute Without the "E"

youtu.be

ポップだけど随所でヒリヒリしてる感じが最高。
 

Timberwolves at New Jersey

youtu.be

今気づいたけど、スミスのTシャツ着てる、この手の人みんな好きだな~
終盤の神経質な感じが最高~これぞスクリーモの醍醐味
 

Eyes Set To Kill

アメリカ、アリゾナ州出身。2003年結成。

男女混声スクリーモ。ギタボとベースが姉妹。

他の4バンドよりかモダンな感じ、ブレイクダウンとかある。

Reach

youtu.be

歪みまくったスクリームがカッチョイイ。

Violent Kiss

youtu.be

スクリーモのファッションが確立した時代
 

Anberlin

アメリカ、フロリダ州出身。2002年結成。

Readyfuels

youtu.be

ボーカルが低めのトーンでかっこいい。
 

Naive Orleans

youtu.be

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2017.2 #ongaku

Hiroki Kato [16:48]
https://youtu.be/eYppOY3THP8

タバコに火をつける音からはじまるハウスです
夜中タバコを吸って散歩してる時に聴きたくなる曲です
打ち込みのリズムにジャズ風味のピアノが乗ってて聴きやすいと思います

バンド以外の曲も話題に上がったら良いなって思ってあげてみました
同じような曲知ってたら教えてください
YouTube Coral Abyssal
Raujika - Last Temptation
 

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