サッドなEmo曲10選 - jfkmu ongaku blog

一言にEmoと言っても様々な曲調がありますが、僕がとりわけ好きなのは「サッドな」Emoです。Emo自体がサッドなんですが、特に内向的なものというか。
今回はそんな「サッドな」Emoを10曲紹介します。

バンド名 - 曲名

90sEmoの代表的なバンド。
TGUPと言えば、せつないけど快活さもあるような、拳を突き上げたくなるようなアクティブさがある曲調という印象なのですが、対してこの曲はひたすら内向的な感じです。

これ程までにやるせない気持ちになるイントロがあるだろうか...というくらいの悲しいギターリフ。
イマイチ爆発しきらずに終わるところも、かえって良い気がする。

これも大満足のイントロですね..
1:40〜あたり、歪みの刻みから明けたときのギターの、こう、パッと開けるような感じにグッときて、
その後のサビの"Is there anything left for me?"の、ちょっとがなる感じの歌い方にウルっときます。

エモの始祖とも言われるバンド。
大きな変化もなくスローテンポで淡々と流れていく感じが、陰鬱かつ癒し。

スウェーデンのエモバンド。
エモっぽさもあるけど、ギターポップ的な要素が強いかも。
僕がエモで最も好きなバンドはMineralなんですけど、エモというジャンルを意識的に知る前に既に聴いていたバンドがこのバンドでした。

初めから最後まで繰り返されるエフェクティブなギターは初めて聴いたときから印象的で、疲れたときにいつも聴いています。

※動画消されてしまったっぽい

スイスのエモバンド。
ボーカルは終始楽器に消え入りそうな、穏やかで諦念したような声。
1:44〜のアルペジオっぽいリフがせつない。

せつないけどちょっとアップテンポな感じ。歌い始めでガッとギターが歪むのがグッときます。
ボーカルは普通にいい声な感じですが、ちゃんと情けない感じもあるのがグッドですね。
展開や拍子も凝ってて、良い曲。

女性ボーカルの3ピースエモリバイバルバンド。
ドラムのリフから始まるのですが、このフレーズが本当にせつない。
ドラムの音だけでせつないってのも変な話なのですが、なんだろう、この緻密に考えられたフレーズが丁寧に紡がれていく感じが、空っぽな心を徐々に静かに揺り動かしていく感じがして。

こちらもエモリバイバルバンド。
個人的にエモバンド屈指のキモ情けない声です。
このバンドはマジでサッドな曲しかありませんので、そういうのをピンポイントで聴きたい人にはオススメです（たぶんめぼしい音源は、デジタルですが全部持ってるので、聴きたい人には音源あげます）。

以前合宿でコピーしたのですが（この曲じゃないけど）、このバンドはドラムフレーズが緻密に作り込まれていて（そしてグッドセンス）、難しいけど演奏が楽しいです。

特に好きなのは3:37〜。サッドにサッドを上塗りしてる感じ。

日本は北海道の女性ボーカルエモバンド。
3拍子です。3拍子はどうしてこんなにせつないんだろう..

このバンドはとにかく歪みがせつない。音自体もせつないし、歪みを使うポイントも絶妙にせつない。
あまり言葉を尽くして説明するのがだんだん野暮な感じがしてきた..聴いてもらえればわかると思います。

bufferinsはコピーしようとして2回ポシャってしまったので、機会があったらやりたい。

日本の女性3ピースエモバンド。
現在リリースされている唯一の音源（5曲入りEP）に収録されていますが、間違いなくこの曲が一番エモい！

今まで紹介した9曲の中では、たぶん最も良さが伝わりにくい曲だと思うのですが（というか他の曲があからさま過ぎるかも..）、繰り返し聴くことで心を掴まれていく曲、そんな曲だと思います。

YouTubeには正規音源なかったのでライブ動画です。（ちなみにこのライブは僕も観に行きました）
youtu.be

動画では曲の最初が欠けてるんですが、ちょうど「あ〜..」てなるポイントから始まってます。あとは1:23あたりのブレイクですね。エモをそれなりに聴いた人にはわかる、この人たちは絶対Mineral好きだと思う。