全然遊んだことないゲームの音楽!!!(とそのカバー)
こんにちは、ID17でOBの相原です。
今回のリレーブログのテーマが「わたしの大好きなゲームミュージック」ということで、みなさんそれぞれ思い入れや思い出の詰まったゲームの音楽を紹介してくれているんですけども、私は一度も遊んだことのない、思い入れも思い出も一切ないゲームの音楽を紹介しようと思います!リレー記事を発案してくれたゆうきくん、記事を管理してくれているすどしょう、ごめんね!
1. 天才作曲家Tim Follinsの世界
NES(北米でのファミコンの呼称、Nintendo Entertainment Systemの略称)のSolsticeより。この記事を書くにあたって初めてwikipediaでゲーム自体について調べたんですけど、モンスターの名前がかわいいなと思いました。邪悪烏賊飯(じゃあくいかめし)とか。参照
この曲に関しては、youtubeのコメント欄の一番上にあるJomboさんによる
0:00 "hey this is pretty catchy"
0:08 "holy FUCK"
というコメントが全てを表わしています。
ファミコンやゲームボーイのような昔のゲーム機は、容量の限界から同時に鳴らせる音の数が制限されていました。例を挙げると初代ポケモンの戦闘BGMでは、BGMのメロディー・ベースとポケモンのわざのSEで枠を使い切ってしまうのでドラムスの音が入っていません。その代りベースがめちゃめちゃ動くのでちゃんとグルーヴを感じるようになっています(VS.トレーナー BGM ポケットモンスター赤緑 - YouTube)。
このSolsticeの曲では高速アルペジオというテクニック(参照:チップチューン - Wikipedia ページ半ば、演奏技法の項)が使われていて、短い音を高速で鳴らすことで制限よりも多く音が鳴っているように聴こえるようになっています。作曲したのはTim Follinという人なんですが、同じテクニックを使った曲がこれです。同じくNES・ファミコンのゲーム。
Solsticeよりもメタル色が強めですね。かっくいい。ちなみにゲーム自体はあまりの難易度からクソゲーと評されているようです。「クソゲーほど音楽が良い」というのは今に始まったことではない、、、
2.グッドミュージック、グッドカバー
ここからは、シリーズはやったことあるけどその作品自体は遊んでいない、というゲームの音楽たちです。なので心なしか真面目に動画を貼ってます。ただそのゲームを遊んでないということには変わりないです、はい。
1.ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?
言わずと知れたロックマン。私はXとエグゼしかやったことないです!!!!!ゆとりだ!!!!!!
哀愁。ファミコンのロックマンだと2のワイリーステージ(おっくせんまんのやつ)が有名ですが、ロックマン3も名曲が多いです。と言いつつもこのエンディングと次のオープニングが良すぎるのでそれ以上ディグれてません。
これはThe Advantageというバンドによるカバー。合唱するアメリカン・ギークたちが愛おしい。音もポストロック風味で良い。
そしてこれはオーケストラカバー。音がめっちゃ良い(当たり前だ)
2.SONIC THE HEDGEHOG 2
本当にクラシックなソニック(メガドラ時代のSONIC THE HEGEHOG 1,2,3,CD)は遊んだことないです。ゆとりなので。
これが原曲。
作曲はDREAMS COME TRUEのベーシスト中村正人。そう言われてみると、(ハードの問題ですが)ベースの音が妙に頼もしく聴こえますね。
これがこうなる。
ソニック全然関係ないな。
こっちは原曲により忠実なカバー。
ギターのアレンジが堅実で素敵。
こっちは美声のオッサンによるカバー。
猫がかわいい。
おまけ
ゲーム音楽のバンドカバーではなく、バンド音楽のゲームカバー。
エンディング代わりに。
ゲーム音楽、特にチップチューンと呼ばれるレトロゲームの音楽は、技術的な制約がある分音楽としては非常にシンプルに作られています。その技術的制約を飛び越えた異端の曲を探し出すも良し、シンプルであるがゆえに独自のアレンジを生み出すも良し、もちろんゲームへの思い出と深くリンクさせるも良し、と色々な楽しみ方ができるのがゲーム音楽の素晴らしい所なんじゃないでしょうか(エイリアンズがかかっている所で言うとなんでも良く聞こえますね)。ゆうきくんとすどしょう、ありがとう~~~
おまけ2
ははは。