jfkmu ongaku blog

ICUの軽音楽サークルJazz Funk Keystation / Melody Unionの部員/卒業生による音楽ブログ。主に部内向け。

2017MU2月ライブ感想 (17 石井啓太)

やっと忙しいスケジュールの合間が縫えたので忘れないうちに。全体的にすげーよかったと思うライブだったので、「よかった」が感想になりがちですが、それぞれのバンドについてまとめてみました。不肖ながら書きました。本当に駄文です。あと出演バンドの感想長い…ごめんなさい。

 

Arctic Monkeys

ゆうきくんも言ってたけど、ガレージロックとしてのいい意味の粗削りさと、今後17がいなくなってから化けていく可能性としての粗削りさの両方を感じた。その意味でKick Outの1バンド目としてよかったんじゃないでしょうか。特にかなめくんとゆりかちゃんには可能性感じますね。ロックの原点に立ち返るという意味でのガレージロック的な要素は引き継いでいってほしいなぁ、と思いながら見てました。かなめくんゆりかちゃんの今後に期待。(というおじさん的コメ。笑)

 

if u understand me, the roots would be grown (Giraffes? Giraffes! / Save us from the Archon)

音の暴力、というより拍子の暴力。拍という概念がほとんどない。でも時々訪れる拍の調和とカオスとの混ざり合いが最高に好きでした。ただの俺の好みです。はい。ひろき、MCでエモいこと言いやがって。以上。

 

アジカン研究会

ソラニンやりやがったー!って感じ。曲全体の安定感に加えて消え入りそうな玲子のコーラスが後ろの空の写真とマッチしててはかなげなエモさを醸してた。でこちゃんでもよく玲子にコーラスしてもらってたけど、あのコーラスが個人的には好きです。あと、宮崎の歌唱力すげぇな、って思ってた。張れるし伸びるし。Save usの暴力の後に気持ち的に少し落ち着く場所かなって思ってたんだけど、あんまり落ち着く暇なかったですね。

 

Instrumental (a picture of her / 虚弱。)

特にいうことはないですね。エモいとかいう以前に楽しかった。祭りの延長にはなってしまうんだけど、歌詞がないからこそ伝わる良さ、というか、言葉がないからこそ残されている想像の余地があると思ってるし、そういうものを感じてもらえていたら成功だったのかな、と。あとはそういう言葉じゃないコミュニケーションがバンドの中でとれてたのかなぁ、と (そう信じていつのは俺だけ? 笑)。にこにこしながらやれて素直に楽しかった&うれしかったです。

 

GOING SOLO

後半少ししか見られなかった…ごめん。リハで見てた時から歌詞が和義っぽいなーって思ってた。オリジナルはやってみたいなーと思いつつ、恥ずかしくって作れないんですよねー。その意味でオリジナル流れの契機になったとしたら大きなあとだったのではないかな。コードのこだわりが見えたのもアコギストとしてはうならされました。

 

ニライカナイ (Cocco)

MUライブで聴いた中で1,2を争うレベルでよかったと思う演奏でした。MCでも言ってたけど、「負の感情をぶつけてもいい音楽」というのは自分もMU/JFKで身をもって学ばせてもらったことだと思うし、そうしたエネルギーの放出とクオリティにゾクゾクしたバンドでした。音楽聞いて鳥肌立つってあんまりないんだけど、久しぶりにそういう演奏を聴いたな、って思ってます。さきてぃーの声が悲しいのに生き生きしてたように思いました。ボキャ貧だなって思うけど、1番すてきだなって思ったバンド。

 

Untitled (オリジナル)

帰ってきたー!!という感じのGenesisのイントロ。爆上げ。大ちゃん、あんたはすげぇよ、ほんとに。ゆりのベースもがっついてるって感じ。タケの時のドドドドドッていう雷鳴みたいなドラミングと違って、岩下の硬質かつギターと絡みあうドラミングだと雰囲気が全然違う。昔は縦がそろった音圧+主役ギターリフというメタル的ニュアンスが強かった気がするけど、今回はポストロック的。そういう比較をしながら聞けた楽しみがあった。

 

やさしくならない (斉藤和義)

楽しく生きるのさ、それの何が悪い!! 個人的には就活とか院試とかそういう社会的な要素ので苦しむことへの当てつけのつもりで叫んでました。だって、自分は自分じゃん。You only live once。 和義の良さってそういう曲のなかに見える優しさなのかな、と思ってます。曲は優しくないけど、結局中身は優しいんだよね。演奏としてはゆり&岩下最高。こういう曲やらせたらこのペアにかなう人そうそういないと思う。ギター弾いててめちゃめちゃ楽しかった、半分はただ暴れてただけですが。

 

月暈 (Heaven in her arms)

最近のMUらしさを象徴するバンドだったと思う。ゆうきくんがキックアウトされるということの意味、洋毅、かけこー、浅西がこのバンドをする意味、そこに健吾が乗っていることの意味、そういったことを想像せずには聞けなかった。翌日まで耳鳴りはやまなかったけど。

 

PANTERA

りょうじのピンボーカル半端ねぇ。あと、ダッチーの破壊力。もうこの辺の時は感想とかなんもないんだよね、頭働いてなくて。いい意味でマッシブというか脳筋というか。感情、とかじゃなくて、かっこよさ。追いつかない気持ちを力に任せるにはちょうどよかったのではないか、と今思う。

 

17男子バンド

お耳汚しを失礼しました。笑  わーい、って感じの落としどころがやってる方としても正直ほっとしました。ベース弾けねー。笑