ポケモンと音楽
こんにちは。20のゆりかです。
今回紹介するのは小学生の頃、クラスでブームを巻き起こしていた、ポケモンです。私自身、ポケモンはルビーサファイア~ブラックホワイトまでしか遊んだことがないので、その範囲でふわっと紹介をさせていただきます。
ポケモンは世界観、ゲーム性、交流性、どれを取っても本当に凄いなって思います。音楽一つをとってみても、シーンやストーリーにぴったりと重なる、よく考えられた音楽だなとひしひしと感じます。
ポケモンは数多くのタイトルが存在し、良曲ばかりで選ぶのは難しいのですが、超個人的な好みで選曲したので偏った年代になってしまいました。
プレイしたことがある人もない人も、気が向いたら聴いてみてください。
バトルBGM
ポケモンと言ったらバトルですよね。この曲はダイアモンドパールでのラスボス的存在であるチャンピオンとのバトル時に流れる音楽です。
戦いを挑むと相手が熱いセリフを言って、ポケモンを繰り出し、自分も育て上げたポケモンを繰り出して、熱い戦いが繰り広げられます。
初めてチャンピオンに挑んだ時のドキドキ感は、闘争心煽られるようなこのBGMと共に記憶に残っています。
ジムやポケモンリーグ、伝説のポケモンの目の前ではレポートを書いてから(セーブしてから)挑んでいました。
こまめにレポートを書くことは大学生にも大切な戦略ですね......
フィールドBGM
長い道のりを抜けるとそこは一面の銀世界。
この曲は雪が降り積もるフィールドの曲となっております。
フィールドもさることながら、最初は静けさ溢れる上品な冒頭部からだんだん盛り上がり、冬の祭りのように賑やかになる構成は、テンション上がります。
特に52秒あたりの、跳ねるようなリズムが聴きどころです。
当時はここのフィールドの雪道を走り回るのが楽しくて仕方なかったです。
ポケモンシリーズは、Bgmだけでどのような景色が広がっているのか想像でき、見事なサウンドスケープだなって思います。
この頃からDSの時計と連動して、ゲームの世界でも日が暮れたりする仕様になりました。
ゲームに集中しすぎた私は、暗くなったゲームの画面を見てもう夜じゃんって気が付いた事もあります...
ポケモンDPからは昼と夜二種類のBGMがあって二倍楽しめます。今回紹介した楽曲の夜verもしっとりしていて落ち着きます。
まちBGM ~ワクワク編~
新しい街についたときには、やっとポケモンセンターで回復できる!という安堵とバトル続きの長い道のりから解放され達成感で満たされます。
カイナシティ
ヒトとポケモンがいきかうみなと
という説明の通り、街の活気が伝わってくるような明るいBGMです。
個人的にこの曲は ”The 朝”ってイメージです。毎日毎日が同じようなことの繰り返しでも、今日も一日頑張ろう!って感じで聞こえてきます。
ちなみにルビーサファイアが一番初めにプレイしたポケモンで、その造り込まれたストーリーやポケモンに夢中になりました。リメイク版はプレイしたことはないのですがBGM紹介ではリメイクでパワーアップした音源を載せておきます。
やっぱり新たな街のワクワク感はBGMありきですよね??
まちBGM ~ゆったり編~
始まる瞬間の煽るような音階、絶妙な各パートのメロディーの移り変わりがエモポイント。
ズイタウンにはポケモンを預けると、レベルが上がってたまごももらえることもある育て屋さんが居ます。
街のある地点では南北に長い距離で障害物がない区間があって、そこを自転車で行ったり来たりして歩数を稼ぎ、もらったポケモンのたまごを孵化させることが出来ます。
ハクタイシティ
しだいに わすれられつつある
れきしのおもかげが
かすかに のこる まち。
えもい。
この二曲はのどかな田舎町昼下がりってイメージで好きです。
ご覧のとおり雪に覆われた街の曲です。
しっとりした中にきらきらした音も散らばっていて、ほっこり落ち着きたいときにお勧めなBGMです。この曲を聴くと冬に毛布をかぶりながら、ホットココア片手に読書したくなります。
この街のジムは氷のつるつる床になっていて(リンクでプレイ動画が見れます)ジムリーダーと戦うためには、パズルを解くように頭を使わないといけません。
名前の由来など
月日は百代の過客にして行かふ年も又旅人也...
お気づきでしょうか、ポケモンの街は名前に素敵な由来があるものも多くて、工夫が凝らされています。
ハクタイシティは古語の百代、
ノモセシティは野面(のもせ)という野も狭いほどにという野原一面を表す語が由来となっています。
このようにダイアモンドパールではゲームで遊びながら、日本語の美しい響きに触れられますね!
リンク機能
今ではスマホゲームなどでは当たり前になってしまったと思いますが、当時の私には現実世界とゲーム世界のリンクには度々驚かされました。
具体的には、先ほど紹介した時間によって変化する音楽や明るさのリンク機能、さらに曜日によるイベントの変化がダイアモンド&パールあたりでは追加されました。
金曜日にしか捕まえられないポケモンもいます。
フワンテ 金曜日にしか捕まえられない。可愛い顔して恐ろしい子。
他にも、現実世界とのリンクはポケモンは友達との交換機能や対戦、ポケウォーカーっていう万歩計などがあり、子どもたちに驚きと楽しみをくれました。
映画館に行くと伝説のポケモンがもらえる客寄せキャンペーンもありますね。
ポケモンGO
ポケモンgoが流行ったのも、ARやGPSを利用して、現実とゲーム世界を上手く交差させたからかなと感じました。
ポケgoはちょうど夏休みのシープロ中にリリースされて、学校の友達とはもちろん、ショップの店員さんもやってたりするのを目撃して話のきっかけにもなったかなって思います。
余りにも社会現象化していたので、pros and cons of Pokemon Goって題材で留学先の授業のディスカッションでも取り入れられ、クラスメイトと議論しました(笑)。
さいごに
厳選や個体値などにこだわるガチ勢では無かったのですが、小学生時代はめちゃポケモン大好きでした。
今回はポケモンを自分なりに文章してみて、改めてゲーム内の音楽の良さ、ゲームのスケールの大きさに驚かされました。
世界中で小さい子からゲーム好きな方までを虜にしてしまうポケモンというコンテンツはすばらしいですね。任天堂さんには、これからも私たちに驚きと楽しみをくれるポケモンのゲームが開発されることを願っております。
なんとも稚拙な文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました!!
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