思い出プレイリスト
音楽紹介だけでいいんだよぐだぐだ書きやがってばかやろーて人は、楽曲部分だけどうぞ。長いです。
ポータブルプレーヤー
音楽を自分の意思で選び始めたのは、小学2年生くらいから。
色々とルールが厳しい家庭で育ったので、テレビは夕飯の時間まで、20時にはベッドに入っていた。それでも同級生の翌朝の話題についていきたくて、観てもないドラマの主題歌や、いわゆるMステに出てくるようなJ-popばかり聴いた。
ちょうどその頃のクリスマスに、ポータブルMDプレーヤーをサンタさんにもらった。(現代っ子にMDってなに?とか言われたら怖いのであらかじめ説明しておくと、小さいCDというかカセットみたいな、10曲くらいしか入らない記録媒体のこと。)
当時習っていたバレエの発表会用と、お気に入りの曲を詰め込む用数枚をせっせと作っては大事に聴いていた。
その後、ITの世界はどんどん進化して、CDが自宅で焼ける感動をとっくに通り越して、USBみたいな小さな媒体で、その何十倍、何百倍もの楽曲を扱えるようになった。
中学生半ば頃には私もiPodに家にあるCD全てを取り込んで、それでもまだ余る容量に感動し、一方でその一部のお気に入りしか聴かないことにもったいなさを感じながら音楽を聴いていた。
そのデジタルな社会は警鐘を鳴らされがちだけど、でもMDを使っていた頃には家にあることすら知らなかったCDの曲や、ツタヤで借りても聴き切らずに返してしまってたかもしれない曲を、とりあえず取り込んで、いつか聴こう、で並べておけるようになった。
おかげで、とりあえずで取り込んだあの曲や、出会ったその瞬間には響かなかったアルバムの中の一曲が、あとになって改めて響くってこともあると知った。
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初めから運命を感じる恋も素敵だけど、共通点の多いクラスメイトくらいだったのに、学校を卒業してから街ですれ違って新たな一面を知って、それから落ちる恋も結構良くない?
うん。まあそういうわけで、前置きはそのくらいにして、私がそうして出会った、元はただの知り合いだったあの曲との再会のきっかけとか、こういうところが好きなんですって惚気るので、ここまで読んだからにはこっからも読んでください。
・青の光景
再会した曲とか言いながら、これは去年の年始にツタヤでアホみたいな量借りたうちの一枚で、たまたま手に取った秦基博さんのアルバムの名前。iPodにいれたまま忘れて、去年の春終わりから梅雨にかけて、就職活動をしている時期に再会して"恋に落ちた"。
それは、企業から初めての不採用通知をもらい、その当時付き合っていた人に「好きかわからない」と言われる、久々のどん底にいる頃。
(これは余談だけど、付き合ってる相手のことを好きかわからないって、そう思った時点で既に好きじゃなくなってしまってるんだと思う。そういうときはわからないとか曖昧なこと伝えるんじゃなくて、別れを告げるか、黙ってそのままでいるか、どちらかであるべき、と私は思う。)
就活にも付き合ってる人にも、自分を試され続ける日々に疲弊して、久々に音楽を聴いて癒されたい、もしくは塞ぎ込みたい、という感情を持った。
中高生の頃の、キラキラしてて、でも結構苦しい恋をしていた頃みたいに。
『嘘』
お願いだ 今だけはせめて 嘘をつかないでくれ
雨の中、企業の説明会帰り、スーツでオフィス街を早足に歩きながら、この言葉に何度か泣いた。
嘘ついたことを 嘘ついて 嘘をごまかしてばかりで
傷つけたくせに 傷ついて 傷を舐め合ってばかりで
終わりにしようよ
このまま悲しいだけで終わらないで、少しでも希望を見せるところが秦さんぽい!と勝手に思っている。
僕たちだけでも 指切りしよう
アルバムの最初の曲がこの曲じゃなかったら、もしかしたらアルバム全体を聴いてなかったかもしれないというほど、きっかけになった曲だった。
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それからもう一曲、これは雨の中で聴くよりは、せっかく晴れてるのに鬱々とした用事に向かうときとか、夕日が眩しい時間の電車での帰り道とか、そういうときに聴いてほしい。
『美しい穢れ』
知らない君が溢れて 僕はもう壊れそうだよ
こんな風に思われる女性になりたいと思って生きてるつもりだけど、この時は完全に逆で、結構壊れそうだった(珍しくちゃんと恋愛してたのかな)
僕のものにならないのなら 君よいっそ 消えてしまえ
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そして最後に、2月ライブで演奏した曲。
『水彩の月』
これは本当はライブの曲間MCで話すつもりだったのだけれど、大学入学直前に失った妹を思い起こす曲だ。
話せなかったことがたくさんあるんだ
毎年この時期は、どこかしらのサークルのイベントに没頭することで、家の重く暗い空気とか、色んなものを誤魔化して過ごしてきた。
去年くらいまでは、妹との思い出に思う存分浸るか、すっかり忘れられるように気を紛らわすかのどちらかだったけど、今年はこの曲くらいの温度感でその日を迎えられた。
ただそこにある それだけでいい
君が教えてくれた美しさ
生きてくことに意味があるなら
ただ ひたむきであれたら
事情を知ってる人の前ではやっぱり、ある程度喪に服しているような、そういう態度を取らなければいけないんじゃないかと心のどこかで思ってしまって、身動きが取れなくなる。
彼女の分まで楽しんで、とかって周りは簡単に言うけれど、彼女の人生と私の人生は違う。
たとえ、生きてるってだけですごく幸せなことだとわかっていても。
様々な葛藤を超えて、ただ失った悲しみだけを思うことができるようになったのは、本当につい最近だ。
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おまけで2月ライブで演奏したもう一曲も紹介しておく。
『朝が来る前に』
この曲は、私にとって秦さんが"STAND BY ME ドラえもんの『ひまわりの約束』を歌う人"ってだけのイメージだったのを覆してくれた曲だ。
朝が来るその前に行こう 流れる涙 見えないように
悲しいことも連れて行くよ 悲しみがあるから 今の僕ら いるから
妹との別れは夜明け頃だったから、水彩の月と並べるとすごくよく当てはまるが、それはこの曲に紐付けされた思い出の一部でしかない。
家が厳しくて門限に間に合って帰るためにいつも打ち上げを早抜けする自分にとって、打ち上げ後の公園での雑談は憧れだった。
その、朝日が昇るまで、人との別れを惜しむというか、その日が終わってしまうことを惜しむような、その行為がいいなと思う。
これを誰かに大真面目に話したら、公園でのそれはそんなに素敵な感じでもないよ、寒いしと笑われたが、素敵じゃないし寒いのに皆残ってるなんて、もっといいじゃん、と思った。
ほら 朝がもう そこまで来ているよ
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困ったことに今回紹介した青の光景の、ライブでやってない2曲は全然有名曲でもなく、動画などがアップされていないため、iTunesの音源を使用している。
気になってくれた人はぜひググってほしい、もちろん連絡をくれたらとっても嬉しい。
ステージに立つということ
自分が好きな曲をMUJFKの場でその曲に興味も何もないような人を誘って、一緒に練習して、ステージに立つ。
「失敗したらどうしよう、聴いてもらえなかったらどうしよう、バカにされたらどうしよう。」
私はそればっかり考えてなかなかできなかったけど、
たとえステージが自己満足で終わってしまっても、本番皆が自分の出番に必死で聴いててもらえなくても、それでもバンドを一緒に組んでくれたメンバーにとって、
練習やその合間のたわいもない会話が、
一つ前のバンドが終わるのを一緒に見守る時間が、
本番間違えて目を見合わせちゃったあの瞬間が、
その音楽の思い出の一部になって、その人にとって私と出会わなかったら聴かなかったような音楽を、いつかまた聴いた時にああ、あのときあの人と一緒に演奏したなあって思ってもらえたら素敵だなあ、と思うようになった。
思い出プレイリスト
「たまたま出会った音楽のうち、その頃の自分の状況とか気分とかにたまたま当てはまったものが、思い出と紐付いて"私の好きな曲"に仲間入りする」
この作業を繰り返して、iPodに曲が並んでいくだけじゃなくて思い出も一緒に並ぶ。
そんな思い出が詰まった楽曲を聴いてます、なんて話、皆当たり前なのかもしれない。
でも音楽を演奏する側の団体に高校でも大学でも所属してきた自分は、「この曲のこのリフが好きなんだよね」とか「このベースラインがいい」っていうように、色んな曲を聴いて自分の糧にしていくような周りの姿を見ると、そんな自分が恥ずかしくなることもあった。基本的に音楽を聴く姿勢がミーハーだしね。
そんな私が音楽を語ろうとしたら、こんな風に自分の色んな思い出話をすることになった。
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実は初めて買ったCDも、初めて行ったライブもコブクロで、今乗ってる電車の行き先もコブクロのファンフェス。
だから当初このイベントについて聞いたときは、コブクロについて書いてもいいかなあと思ったのだけれど、きっとそれはまたあまりにも長くなってしまうから、またいつか機会があれば書きに来ようかな、と。
ばいばい。
長いけどわたしが中島美嘉が好きだよって言ってるので読んでみてね〜
いとうみゆです。
えー、今回はゆうきくんが素敵な企画をしてくれまして、わたしは、中島美嘉について書こうって決めてたんですけど、曲が決めれないまま締め切りの夜を迎えましたわけです。
そして今夜はその中島美嘉のライブだったのです。100人招待制だから、狭いとこに椅子が並べてあって前のステージにピアノと美嘉ちゃん。近い。みたいなかんじ。それで、わたしは4列目の真ん中だったんですけど、前の人がでかくて、美嘉ちゃんほぼ隠れちゃってて。
でも前の人のありのままの姿を愛してあげたいし、わたしが横にずれたらそれもまた後ろのひとに迷惑かとおもって、大人しく見てて、
美嘉ちゃんのことほとんど見えないから、前の人の黒い頭を見つめながら、この企画のこと考えてました。
(長くなるぞ〜)
わたしが美嘉ちゃんのファンになったのは高一で、まぁきっかけは長くなるから省略して、そこからCDDVD全部買って、雑誌の切り抜き集めて、東京に出てきてからはライブにたくさん行って、入り待ち出待ちもして、何年もずっと同じ曲を聴いてきたなあと。
それで、美嘉ちゃんは作詞はたまにするけど作曲はしなくて、提供された曲を歌うひとで、
歌がうまいかと言われたら、病気をしてからはまあ下手だなって思うこともありますし、美嘉ちゃんがテレビで歌ってるのみて、下手かよって笑う人もいます。でも、わたしはあの人は表現者だとおもってて、美嘉ちゃんの歩んできた人生とか美嘉ちゃんの考え方とか、そういうのを知って、そういう人がこういう歌を歌ってるっていう楽しみ方してるんだなって今日気付きました。
そもそもわたしは曲を聴くときに歌詞をききたいなって思うひとで、
わたしがファンになった高一の時点で、彼女のうたはたくさんあったけど、その時は正直、歌詞に共感するというより、声がめちゃ心地よくて、美嘉かわい〜みたいなかんじで聴いてた。そこからわたしは歳をとり、いろいろ経験して、いろんな気持ちを知るたび、共感できる言葉をどんどん発見していって、中島美嘉というある種のコンセプトを楽しんでるんですねえわたしは。
(ふぅ)
そんなこんなで今回紹介したいのが、「僕が死のうと思ったのは」です!これはamazarashiというバンドが美嘉ちゃんに提供した曲で、まあ、最後まできいてくださいという感じです。
んー、なんか、真剣に昼間から死のうと思ったことはない。嫌なこととか辛いこととかはある。明日を変えるなら今日を変えなきゃと思ってる。でもできない。死のうと思ってた世界を変えるほど素敵な人はいない。そもそもそんなに死のうと思うことってない。ゴールはどうせ醜いものさっていうのめちゃわかる。あと、全然共感できないけど、僕が死のうと思ったのは靴紐がほどけたからってとこめちゃすき。
そんなかんじで、共感はできないんだけど、なんかすごい聴いちゃう。いつかこの曲にも共感できるときがくるのかなって思います。共感したいようなしたくないような。でもなんかすごい耳に心地よくて、ずーと聴いちゃうんですよねぇ
ちなみにこの曲は大学1年の9月に発売されて、その時もずーっと聴いてたから、今でもこの曲を聴くとまつりのジャミロクワイの練習に行くときのことを思い出す。その時は音取りなんてできなかったからぜんぶ教えてもらって、コードを弾くだけしかできなくて、むしろどれがピアノの音か分かんないからどこで弾けばいいのかもわからないみたいな一年生でしたねぇ。楽しめなかったなぁ。(もちろんバンドメンバーにはめちゃくちゃ感謝してるよ!!!) 僕が死のうと思ったのは ピアノの音が判別できないから〜つって!
ちなみに、今回のライブで美嘉ちゃんはamazarashiの「ヒロ」を歌っていました。とてもよかったです
さよなら〜
やっぱり私はポップス育ち 〜少しのジャズを添えて〜
ID17の渡辺です。
他の方々から見て、私の好きな音楽ってどう映ってるんでしょうか。
派手めファンクだとか、はたまた絵に描いたようなポップスか…
実は音楽のジャンルがどう分類されているのかを全然知らずにここまで来てしまったので、「どんな音楽が好きか」と聞かれると自分でもよくわかりません
それでも幾つかは存在する、好きで思い入れのあるアーティストや曲についてつらつら書きたいと思います。長くなりますのでご了承ください、、、
目次
▽アイドル音楽はいいぞ
>ジャニーズ編
幼少期に親が聞いていた音楽に影響を受けることは少なからずあると思いますが、私の場合はそれがジャニーズでした。
中学生の頃ドンピシャではまっていたのはNEWS・テゴマス・Hey!Say!JUMPあたりなのですが、今回はそれより少し上の世代の曲を…というのも、ジャニーズはかつてトラックにこれでもかと金をかけていたので豪華なバックバンドや多様なオマージュが満載で聞き応えがスゴイのです
SMAP
SMAP - $10
外部アーティストとのコラボや楽曲提供が特に顕著なのはSMAPです。
The Brecker BrothersのMichael Brecker(Sax)やRandy Brecker(Tp)、昨年9月にSTEPS AHEADとして来日しているMike Mainieri(Vib)、JBやSteely Danとも共演経験があり、昨年の矢野顕子公演で私が一目惚れしたベーシストWill Lee等々、ジャズ・フュージョン界のそうそうたるメンバーを集めたバックバンド”Smappies”は今なお評価されている、そうです(Wikipediaの受け売り)
Will Leeについてはこちらを
上に挙げた「$10」は、そんなSmappies全盛期の中からお気に入りの一曲です。
また、その時々流行りのアーティストから楽曲提供してもらうことが非常に多く、ざっと挙げただけでもこんなに・・・
桑田佳祐/佐藤伸治(フィッシュマンズ)/スガシカオ/キリンジ/中田ヤスタカ/山口一郎(サカナクション)/相対性理論/椎名林檎/LOVE PSYCHEDELICO/津野米咲(赤い公園)
書くにあたって参考にしたこのブログに詳しくまとめてあるので、提供楽曲から興味を持ってもらえれば本望です
Kinki Kids
続いてKinki Kids、といえばやっぱり夏合宿の「硝子の少年」が一番印象的でしょうか…あの曲は山下達郎提供によるもので、他にも「ジェットコースター・ロマンス」等があります。
そんな中で私が最も好きなKinki曲が「雨のMelody」
Kinkiの曲はどこか歌謡曲のテイストが含まれるものが多いのですが(特に初期)、ジャニーズお得意のラテンテイストのギターが入る曲はこの辺りが原点だったりするかも。
アイドル音楽の良さのひとつに、同じアーティストで多様な雰囲気の曲がいっぺんに楽しめることがあります
ハイスピードなシャッフルビートが気持ちいいおしゃれビッグバンドサウンドの「Secret Code」
アルバム曲ながら”Pick Up The Pieces”(Average White Band)や”That’s The Way (I Like It)” (KC&The Sunshine Band)のオマージュが存分に含まれた、存在感抜群のファンクナンバー「Back Fire」(動画2曲目)
などなど、オススメ曲は尽きません。Kinkiの音楽性についてはこのブログの考察が面白いです
堂本剛 - T&U
また、堂本剛氏はかなりディープなファンク好きで、彼のソロ曲はブラック臭がめちゃめちゃ強くて最高です。
上の動画は昨年5月Mステ出演時のもので、地上波では目に余るほどのブラックさに界隈がざわつきました。
彼のソロ名義ENDLICHERI☆ENDLICHERIと併せて、どうぞ宜しくお願いします
そうこう書きながら実は一番ジャニーズで好きなグループはV6だったりするんですが、話し出すと止まらない上に音楽性からどんどん離れてしまうので割愛します。
…と思ったけど、伝説の番組「学校へ行こう!」で使われたこの映像だけ見てくれると嬉しいです
V6
>ハロプロ編
これまでは女性アイドルをなんとなく敬遠してきたのですが、ハロプロ沼にドボンしたのが2016年初頭。何って、可愛さやダンスはもちろんですが音楽がめちゃめちゃ良いんです…
モーニング娘。
モーニング娘。 - インスピレーション!
かの有名な「恋愛レボリューション21」のカップリングなんですが、B面にしておくのは惜しいほどの重厚な"つんくファンク"です。
16ベーシスト斉藤くんもオススメの一曲、生音のホーンセクションとバキバキスラップベースが最高。
要所要所に入る吐息とセリフはハロプロ文法の基本です
こちらは比較的最近のファンクナンバー。こうして見ると私はアイドルファンクが好きなのかもしれないですね、ダハハ
つんく氏はファンクに造詣の深いお人で、こういう曲調が大得意なのですが、中でもこの曲はサビ終わり(「もう離さないで~」)の裏のベースラインに”Everybody Dance” (Chic)の音を使うなど、にくいことをしてくれます
Juice=Juice
Juice=Juice - ロマンスの途中
つんく曲の魅力に気付いたら、ぜひこちらも聞いてほしい!
Juice=Juiceという別グループの曲なのですが、つんく氏のファンクPOP真骨頂といった具合です。
ちなみにこの映像は全部生演奏で(打ち込み全盛期の昨今、音の厚いアイドル曲を100%バンドで再現するのは大変難しいのです)、ベースにハマ・オカモト氏を迎えて披露されました
このJuice=Juiceですが、ハロプロ随一の実力派シンガーが揃ったユニットで、ライブパフォーマンスは圧巻です。
上に挙げたモー娘。の「インスピレーション!」も何なくカバーしています。良い。
アンジュルム
アンジュルム - 出すぎた杭は打たれない
ファンクばかりでもつまらないので、ロックテイスト推しのグループ:アンジュルムから一曲。
アンジュルムは近年つんく以外の外部クリエイター曲が多く、この曲はゴリゴリの2バスでメタルとかハードコアのテイストに近いのかな?前ひろきに聞かせたら「いいね」いただきました。
モーニング娘。’17
モーニング娘。’17 - ジェラシージェラシー
おまけにもう一曲、趣向の違う曲を
なんとなく音楽やってる人って詞より曲に惹かれる方が多いのかなと思っていて、私もその節があるんですが、この曲は詞にめちゃめちゃ惹かれて今年イチの個人的ヒット曲になりました。
サークル生活の中で切っても切り離せなかった「嫉妬」という感情があって、嫉妬深い自分の惨めさに押しつぶされそうになることが幾度もあったのですが、この曲はジェラシーこそが自分を高めてくれる、と肯定してくれました
4年間(もっと言えば音楽を始めてからずっと)感じていた劣等感に対して正解をくれた曲のような気がします。
▽中田ヤスタカという天才
初ミーティングで聞かれる「好きなアーティストは」、正直バンドとかめっぽう聞かない自分にとって地獄でしたが、「Perfumeとかcapsuleとか聴いてます」って乗り切った覚えがあります。
Perfume
このCMで衝撃を受けたのが出会いのきっかけでした、もう9年前・・・!
当時は徳間ジャパンからCDをリリースしていて、今とは異なりYouTube公式アカウントもなく必死に過去の曲をディグってました。
思えば初めて自分でチケットを取って足を運んだライブはPerfumeでした、懐かしい~
せっかくの紹介記事なので、古い曲やカップリング曲などマイナーどころを載せますね
Perfume - パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
Perfumeが解散の危機に面したとき、最後の一曲になるかもしれない中で中田ヤスタカ氏が書き下ろした大切な曲、という噂があります。詳しくはこちら
それを踏まえて聴くと、もともと良い曲なのですがさらにぐっと来るものが、、、
Perfume - だいじょばない
2013年の「Spring Of Life」からユニバーサルに移籍して以降海外展開や大型タイアップが増えた中、ドラえもんの映画主題歌となった「未来のミュージアム」のカップリング曲です。
「未来のミュージアム」がかなりのポップさで物足りなさを感じたと思いきや、攻めに攻めた音の羅列が畳み掛けてくるこのカップリングにヤスタカやるじゃん!!!!!とテンアゲだった記憶
「だいじょばない」のようにポップとテクノさがいい具合に融合した塩梅の曲が好きなので、中3当時Perfumeを辿って行き着いたcapsuleは中期(2006-07あたり)がお気に入りです。
capsule
capsule - FRUITS CLiPPER
14キックアウトライブで演った「Starry Sky」や「Sugarless GiRL」もこの頃の曲。
私が勝手に分類してるcapsuleの傾向は以下の通りです。
最初期(01-02):ただのJポップ
初期(03-05):レトロポップ路線(今のきゃりーぱみゅぱみゅが近い)
中期(06-07):テクノ化への過渡期
後期(08-12):ゴリバキテクノ
今のcapsuleはかなりゴリゴリバキバキのイメージですが、2008以降(勝手に後期としてる)の傾向なので、実はバキバキ歴史はそこまで深くない。
多分、2008年頃にPerfumeがメジャーになってきた反動でcapsuleがバキバキしてきたんだと思ってる、ついでに言うときゃりーちゃんが出てきた後はPerfumeもゴリってきた。
もしcapsule聞いてみたい人がいたら、取り敢えずベスト盤の音源をあげるのでそこから好みの曲を教えてもらえればどの辺りのアルバムがいいかお勧めします。
あとはLIAR GAMEのサントラなんかも聞いてもらえるといいですね
▽Blue Noteバイトは有益でした
現状、サークルへ還元できそうな音楽を全然紹介できていないので、ブルーノートでバイトを始めてからいいなと思ったアーティストを幾つか挙げます。
ちなみに、祭で演ったMatt Bianco(Mark Reilly)meets New Cool Collectiveも、4月頃ブルーノートでたまたま玲子と見に行ってええやんってなって演ることに決めたアーティストだったりします。
GoGo Penguin
GoGo Penguin - Hopopono
イギリスのコンテンポラリー寄りなピアノトリオ、昨年のBlue Note Jazz Festivalにも来てました。行きたかった・・・!!
どうやら私はギターよりピアノ多めな曲が好きなのですが、スムースジャズ並みのヒーリング…かと思いきやどことなく焦燥感とトリップ感を感じさせるGoGo Penguin、眠れない夜や一人で物思いにふける時に最適です。
あと、これまでピンと来なかったウッドベースに惹かれたバンドでもあります。弦を弾く音が鮮明に入ってるのがとても良い。
GoGo Penguin - v2.0(Full Album)
CDの入手が難しく、現状私はもっぱらYouTubeで聴いてます(ダウンロード版よりは手元に置きたい派)
これの3曲目とか、スネアの粒が心地よくてうっとりする
The Hot Sardines
The Hot Sardines - Bei Mir Bist Schoen
20年代~の古き良きジャズを現代風にアレンジした、今注目のニューヨークのジャズバンド。
レトロ、ノスタルジック、洒落っ気…ちょっと気取った気分になりたい時にぴったりの曲です。
今のJFKに足りないジャズ成分を、ぜひこんなバンドで補っていただきたい…!
Jacob Collier
Jacob Collier - Don’t You Worry ‘Bout A Thing
YouTubeやニコニコにありがちな「全部俺が弾いてみた」曲の究極形ひとりオーケストラ、Jacob Collier。
Herbie HancockやChick Coreaも絶賛する彼の演奏は、 動画としての完成度もさることながら、ライブではルーパーを駆使しながらリアルタイムであらゆるパートの多重録音を重ねていくんです、一人で。スゲエの一言です。
しかもなんかこないだグラミー取ってたんですけど、94年生まれの同い年なんですよね…マジかよ…
Snarky Puppy feat. Jacob Collier & Big Ed Lee - Don’t You Know
もともとはピアノ弾きで、Snarky Puppyとコラボしたこの演奏ではその才能をいかんなく発揮してます。
こんだけ音楽の才能に溢れててしかも顔も可愛いとか、本当は世紀の自己中だとかクソ運動音痴だとかじゃないとバランス取れないでしょ、神様
大きなくくりに入れられなかったけど好きなアーティストは他にもぽつぽついるのですが、キリがなくなりそうなのでこの辺にします…!
聴いてみたいアーティストいれば音源あげたり曲教えたりできると思うので、なんか一個でも引っかかってくれたら大変嬉しいです。
ただいま午前3時を回りました、結構書くの時間かかったけど楽しかったです。
他の人の記事読むのも楽しみにしてます!まとめてくれたゆうきくん、ありがとう~~
自己紹介と影響を受けたバンドについて
17のDAIです。需要あるかわからないですが、卒業前に自己紹介と影響を受けたバンドについて書きます。
自己紹介
- 小学3年生、ギターを買い与えられる。近所のおばさんとバンド[Fun]を結成するが、公民館のスタジオのおじさんに「フン」と発音され、即日バンド解散となる
- 同じ時期にピアノを始める。ピアノの発表会が退屈で、サビをアドリブでループし続けた結果、発表会の時間が大幅にずれ込み先生に怒られたので、ピアノをやめる。「こんなのロックじゃねえ!」とクラシックの発表会で幼いながらも反発心を覚える
- 小学校5年生からギターを習い始める。初めてひけるようになった曲は「この木なんの木気になる木」
- 小学校5年生。昼休み、スケベだったので音楽室で若いきれいな女性教員の横で毎日シンバルをたたきに行っていたら、めっちゃくちゃ嫌われるようになる
- 小学校5年生の音楽集会でドラムデビュー。処女作は「ゆきやこんこん」
- 中学校2年生でGreen Day、Franz Ferdinandのコピバンと、オリジナルバンドを公立中学校の体育館でかき鳴らす。
- 中学2年生、Linkin Parkに出会う。かっこよすぎて2か月ですべての曲の歌詞を覚えた結果、英語の成績が学年トップになる(なお数学は30点台)。ドロップC#という概念を覚える
- 中学2年生、ギターの師匠がフュージョン厨であったため、嫌気がさしてギターを習うのをやめる。ミクソリディアンスケールなんて使うかボケィとなる(このときちゃんとやっておけばよかった)
- 中学3年生、高校見学の際に軽音楽部にマーシャルがあるという理由でとある私立高校受験を決断
- 高校1年生で志望校の軽音楽部に所属。
- RadwimpsとかElleとかのコピバンを始めるものの、なにか物足りなくなる。
- 「J-popやりませんか」とスタジオに書いてあったバンドの張り紙の連絡先に連絡したらなぜか他校のヤンキー高校のメタルバンドでBullet For My ValentineのVo, Gtをやらされる
- そこから2年間オリジナル含めて、BFMV、Lamb of God等のコピーをやり、ダークサイドに落ちる。Slipknotにはまりはじめる。(久しぶりにネットで調べたらまだ活動しているみたい。音源があったけどごりごりしすぎてワロタ)
【オリジナル曲】 Mad Cow Disease - 24 Hours 【LIVE】
- 高校2年生。YouTubeででぃぐることを覚える。Toe、Special Othersにはまる
- ICU入学、1年次にTakehiro Mouriという幽霊部員とセッションして遊んでいた。Post math rockという動画を載せるものの、「Its not math rock」と外人からディスられるものの炎上マーケティングが成功し、Viewerが増える。
Post Math Rock Guitar/Drum Jam Session
- MUに2年で入部。変態(いろんな意味で)の加藤ゆりをベースに誘い、Untitled結成。
祭り前まで曲もできず、PAの皆さまに多大な迷惑をかける。バンド名も決まらなかったので、バンドはUntitledに決定。
- 2年冬、自主製作でUntitledのCDをリリース。「わたしにできること」という演劇のエンディングソングとして、利用してもらった。陣内さんプロデュース。
- 3年合宿。MU/JFKメンバーと初めてオリジナル以外の人とバンドを組む。うますぎてイキそうになった。朝6:30にめっちゃテンション高いひろきが「メタルやりましょう!!!」ってニコニコして起こしてきたときは、絶望した。
- 4年。最後の卒業ライブだけ、幽霊部員だった僕に17は声をかけてくれた。17は大変慈悲深い人が集まっていると思う。ジーザス。
影響を強く受けたアーティスト
時系列で。*は曲作りの時に影響を受けている
小学生
- 沖縄エイサー
- U2
- Guns and Roses
- Red Hot Chili Peppers
中学生
- Linkin Park *
- The Used *
- The Academy Is...
- Madina Lake *
高校生
- Slipknot
- Coldrain *
- Crossfaith
- Fact *
- Toe *
大学生
- This Town Needs Guns
- Bath *
- ChouChou *
- OrcaOrca
- Keith Jarret
†ようこそ、幽閉された世界へ...† ~いざないの二十四曲~
16のゆうきです。
僕が最も好きな音楽はヴィジュアル系です。
偏りはありますがそれなりの年月ヴィジュアル系を聴いてきたので、自分で言うのも妙ですがその情報が表面化せず卒業するのがもったいないなと考え、記事を書きました。
「ヴィジュアル系入門」的な内容ではなく、ヴィジュアル系を体系的に正しく語るわけでもなく、ただ僕が好きな曲を雑多に横断的に連ねただけです。
曲数もダラダラ多いんですが、ヴィジュアル系ということでPVを多めにピックアップしたので、視覚的に楽しんでもらえたら..
興味のある人にお読みいただけたらと思います。
- L'Arc~en~Ciel
- Laputa
- MALICE MIZER
- PENICILLIN
- JILS
- deadman
- Merry Go Round
- ムック
- emmuree
- lynch.
- MUNIMUNI
- Kagrra,
- amber gris
- 9GOATS BLACK OUT
- Sugar
- Dir en grey
L'Arc~en~Ciel
僕のヴィジュアル系聴取の原点であり、僕が音楽を聴き始めたきっかけでもあるバンド。
ラルクは80年代のブリティッシュニューウェイブとHR/HMにルーツを持っており、ヴィジュアル系のみならず様々なジャンルのバンドに影響を与えたバンドかと思います。
ヴィジュアル系バンドは全般的に聴き手を選ぶ感じがありますが、ラルクは類まれなるポップネスとコアさを共存させた音楽性で、幅広いリスナーに気に入ってもらえる音楽だと思うので、個人的に特にオススメしたい感じがありますね。
眠りによせて
メジャー1st(ビデオ)シングル。
ボサノバ調の幕開けから、サビでグランジテイストのディストーションギターが入ってくるのが独特な曲。
ビデオシングルということで、初期のヴィジュアルの麗しさが伝わってくるPVです。
風の行方
異国情緒溢れるPV。
The SmithsとかTears For Fearsとか好きな人に聴いてほしい。
ネオアコとかポストパンクっぽさあると思う。ギターソロとかはメタルの影響なんだなーと思う。
Laputa
読み方は「ラピュータ」。
ヴィジュアル系に存在する「名古屋系」というカテゴリーの、代表的なバンドかと思います。
僕がヴィジュアル系に求める「ダーク・ハード・メロディアス」の理想的な形であります。
MALICE MIZER
読み方は「マリス・ミゼル」。
今やバラエティ番組でも市民権を得た(?)Gacktがかつて在籍していたバンドです。
deadman
ヴィジュアル系で最も好きなバンド挙げろと言われたら筆頭に挙がります。名古屋系バンド。
ギターaieはNirvanaからめちゃめちゃ影響を受けていて、グランジ感ある乾いたサウンドとフィードバックノイズを、独特の世界観に昇華しています。
オルタナ好きに聴いてほしい。
asthenia bullet stain
この曲のAメロ、NirvanaのFrances Farmer Will Have Her Revenge On Seattleにめちゃめちゃ似てませんか。たぶんオマージュなんだと思う(Nirvanaのオマージュがいくつかある)
Nirvana - Frances Farmer Will Have Her Revenge On Seattle (Subtitulada en español) - YouTube
Merry Go Round
桜の満開の木の下で
名古屋系バンド。
ヴィジュアル系にエログロ・猟奇性を取り入れた先駆けと言われています(ヴィジュアル系全体に普及させたのはDir en grey)。歌詞がちょいアブナイので視聴注意です。
しかし、個人的に技術もセンスもめちゃめちゃ高いと思う。
先述のdeadmanのボーカル眞呼がローディをしていたそう。
ムック
emmuree
amber gris
9GOATS BLACK OUT
宛名のない手紙 (Melancoly pool)
ライブバージョンです。音源版とはアレンジが違うんですが、このバージョンが本当に好きで。硬派で丁寧な歌と演奏で、めちゃうっとりする。
このバンドは全然チャラチャラしてなくて好きですね、最後のボーカルryoの誠実なMCが印象的です。
サポートドラムは元Plastic Treeのササブチヒロシ。繊細だけどバシッとキメてて、良いのです。
Sugar
メンバーはフュージョンを学んだそうで、抜群の技術力です。
ジャジーなエッセンスがヴィジュアル系の耽美な世界観を後押ししていて、説得力がある。
悲しみに眠る陽だまり
サックスをフィーチャーした曲。ギターのカッティングも心地いい。
個人的に、東京スカパラダイスオーケストラの「美しく燃える森」に似た哀愁を感じています。
東京スカパラダイスオーケストラ / 美しく燃える森 - YouTube
Dir en grey
最後はDir en greyです。
書いておきながらですが、めちゃめちゃ怖いのでオススメしません..
MUSIC STATION初出演のとき、タモリさんもドン引きの痛々パフォーマンスをかまし、直前にクレヨンしんちゃんを視聴していた子どもが泣き保護者から苦情がくるという伝説があります。めちゃめちゃこわい。
僕は中学2年生のとき「GAUZE」というアルバムを買って、あまりの衝撃に数日間落ち込んでいました。
(しかしその後ハマッてヘヴィーリッスンしてた、こわい)
しかし僕の中でディルの功績は大きくて、エクストリームな音楽とか恐怖系の音楽への耐性の下地を作ってくれました。なんか大体の怖い音楽が聴けるようになった。
ココに貼るのはフツーにヴィジュアル系っぽさある曲です。